大手画材メーカーに研究職として6年間勤務後、結婚を機に、義父が経営する当社に入社。41歳で代表取締役に就任しました。会社経営をするにあたり、人脈を広げ、より多くの経営哲学に触れるために、経営者の会合やセミナーに参加するようになりました。
アチーブメントのことは、経営者仲間から紹介されて知りました。受講した人たちの評判も良く、かなり興味はありましたが、受講のために仕事を3日間空けるのは難しかったので、1日で終わる体験セミナーに何度か参加していました。しかし、異業種交流会やパーティなどでアチーブメントの方とお会いするたびに、彼らを通じて青木さんの情熱や人柄がひしひしと伝わってくる。いわば彼らに背中を押してもらう形で、スタンダードコースの受講を決めました。
セミナーはひと言では言い尽くせないほど、素晴らしいものでした。青木社長の生き様、信念に深い感銘を受け、成功哲学が網羅された内容に感激しました。特に選択理論の「人は5つの基本的欲求(生存、愛・所属、力、自由、楽しみ)がバランスよく満たされることで幸せになれる」という概念は、私にとって新しい発見でした。
まず私の中で「社員全員でやろう」と意識改革が起こりました。それまでは何でも自分でやろうとして、一人で仕事を抱え込み、体を壊してしまったこともあったのです。社員の夢や目標にも目を向け、決定権を持たせて仕事を任せる。達成や学習、自己実現の喜びを分かち合うことで、彼らの基本的欲求をバランスよく満たす。すると社員が自ら考えて動くようになり、最近では共に社内運営や経営展開を考えてくれる者も出てきました。日々、成長していく彼らの姿に頼もしさを感じています。
社員に仕事を任せられるようになり、私自身は新商品の研究開発や、受講当初から目標であった自著の執筆に時間がとれるようになりました。そして昨年、『ヒトがいない カネがない 仕事がない 社長、ネットがありますよ!』(あさ出版)を出版。アマゾンのビジネス書部門で全国1位になりました。これも受講の大きな成果です。
今は印刷業界全体が厳しい時代ですが、印刷物の商品としての価値は、まだまだアピールできると信じています。電子書籍などの新しい技術や情報に対応しつつ、お客様に喜んでいただける高品質の商品とサービスを提供し続けて、皆さまに愛される、息の長い会社にしていきたいと思っています。
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個人と会社の目的を一つに。
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新たな理念を確立。 |
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ベストセラー著書を連発。
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理念を土台にした経営を学び
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