25歳で始めた『ブリタニカ国際大百科事典』の営業で、旧防衛庁、旧郵政省などの巨大マーケットを開拓。大きな成功を収めました。現在は、JR東日本リテールネット(旧キヨスク)さんとの直口座で、JR東日本全域の売店に半生菓子の卸を行っています。
アチーブメントに興味を持ったのは2004年、首席トレーナーの佐藤英郎さんの著書『気づく人、気づかぬ人』を読んでからです。 実は36歳の時、生後6カ月で長男が急死。それからの私は悲しみに暮れ、何もやる気が起こらず、うつ状態に…。その後、転職して働きながら、「人間の命の役割とは? 真の使命とは?」という目に見えない答えを探し、厳しい滝行や禅修行を繰り返しました。
そして、42歳の冬。寒行の座禅の最中に「お父さん、人の喜ぶことが好きな人間になることが一番なんだよ」という子どもの声が心に届いたのです。私の残りの人生、その言葉どおりに生きることが、自分にとって最も幸せな生き方だと気づかされた瞬間でした。
つらいこと悲しいことがたくさんありましたが、私の営業スタイルは、顧客の求めている欲求充足のかたちをイメージし、その問題解決のお手伝いをすることの繰り返し。まさに人が喜ぶことを実践し続けてきたわけです。そんな私の人生で得たすべてを多くの人のために役立てられればと考えていました。そして、佐藤さんの著書に出合ったことがきっかけとなり、2004年9月にスタンダードコースを受講することに。
青木さんのセミナーを初めて受け、これまでの経験・体験が論理的に体系化でき、ストンと腹に落ちました。そのおかげで「愛・誠実・貢献」という、私が残りの人生の中で守るべきルール・判断基準が完成したのです。
2006年、JRさんで月に4万個も売れていたヒット商品である “どら焼き"2個にカビが見つかる不祥事が発生します。私はすぐに「全商品を回収し、本商品の販売も停止してください」と直訴。JRさんが私たち商社に求めている本質は「食の安全に対する危機管理意識」にほかなりません。
この思い切った対応が誠実と認められたのでしょう。後日、2種類の新商品が関東6県のエリアで同時に採用され、伊豆の伊東駅から青森まで商圏が広がりました。即座にあの判断をし、今も会社が成長しているのも青木さんのセミナーを受け、人生理念が整理されたからだと心から感謝しています。
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1日100軒のセールスを実践。
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企業理念を再構築。
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