八百屋を営んでいた実家の仕事を手伝ううち、店舗経営について興味を持ちました。その後、店はスーパーマーケットに業態転換。大型店の運営ノウハウを身に付けた私は、神奈川県相模原市に新鮮野菜の店「ビバーチェ共和店」を開業しました。ところが、実際に経営してみると、資金繰りや人材育成などの問題に直面。経営の難しさと自分の力不足を痛感し、眠れない日が続きました。
そんなある日のこと。アチーブメントのセミナーを受講した知り合いから『頂点への道』の無料CDをもらったんです。早速、仕事帰りの車中で聞いてみると、目からウロコの連続で、しばらく車から降りられませんでした。「求めていたものが、ここにある!」。そう確信した私は、即座にスタンダードコースの受講を決めました。
青木社長の経験に基づいたお話やメッセージには、経営者としての自信を失いかけていた私の人生を読み解くヒントが随所に隠されていて、衝撃を受けました。
なかでも心に残ったのは、「将来のビジョンや夢を共有できるパワーパートナーの成功が、自分の成功なんだ」ということ。正直、それまでの私は自分のことばかりに一生懸命で、周囲の人たちの夢や成功について真剣に考えたことがなかったんです。だから、店の売上目標が少しでも達成していないと、会社全体がギスギスしていました。結局、私は目先のことにとらわれすぎて、目標の本質を考えていなかったんですね。外的コントロールで人を動かそうとしていた。自分の足りない点に気付き、具体的な課題を見いだせたことは、とても大きな成果でした。
受講後は、共に頑張ってくれる社員さんを大切にするようになりました。すると、それまでギクシャクしていた社員さんとの関係が改善され、2009年7月には、「2店舗目の出店」という目標を達成することができました。
そして私自身もセミナーの受講を重ね、そこで学んだことをシェアするために、毎月社内で勉強会を開催。共に目標を共有し、実践することで、社員さんの笑顔が増え、職場は活気にあふれ、みんなが前向きな気持ちで仕事に取り組むようになりました。彼らの成長こそが受講の最大の成果ですね。 今では社員さんの約半数がスタンダードコースを受講。アチーブメントで得た知識や経験を実践し、みんなが笑顔で楽しく仕事に向かえるクオリティ・カンパニーを、社員全員で目指しています。
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個人と会社の目的を一つに。
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3年間で退職者はゼロ
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新たな理念を確立。
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